心理療法と呼ばれる治療がメイン
心療内科で行われる治療の中でメインとなっているのは、心理療法と呼ばれるものです。これは手足や体を動かしながら心身に医学的なアプローチをする治療方法で、目的によって選ばれる治療内容が異なっています。例えば自律訓練法と呼ばれるものは、自律神経をリラックスさせるようなストレッチや運動を取り入れて自分をリラックスさせる訓練になります。こうすることで自律神経失調症などの症状を緩和したり、症状を予防することが可能です。また何らかのパニック障害や恐怖症を抱えている方向けの心理療法として認知・行動療法と呼ばれるものが行われたり、作業・芸術療法で自身の心を表現する訓練を行うというものもあります。
ほかにも心理療法には交流分析、精神分析的治療法など様々な種類の治療法があり、患者の状態に合ったものを選択することで適切な治療が行われているのです。
薬物を使った治療法も一般的
ほかにも心療内科で行われている一般的な治療法として挙げられているのが、薬物療法です。こちらは精神科系統の薬物が処方されることがあるだけではなく、身体的な不調に対応した内科で用いられているような薬が選択されることも少なくありません。ただ薬物療法はあくまでも対症療法として用いられることが多いため、心理療法のサポート的な役割を担っていることも多いです。それでも身体的な症状がメインで悩んでいる人たちにとっては重要な治療法なので、薬の選択を含めて慎重に進められる治療法となっています。
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